私は取引の主力の口座としてGMOクリック証券を用いています。
破格のスプレッド(実質的な取引手数料)であり、業界最安値であるGMOクリック証券はまじでおすすめの証券口座ですね。
この記事ではNASDAQ100やS&P500といった株価指数先物取引、ゴールドなどの商品先物取引の方法を解説していきます。
口座開設の具体的な手順は以下記事にて解説していますので、口座開設後にこの記事を読んでもらえればと思います🐰
入金と振替
使うのはCFDアプリです。
GMOクリック証券のCFDアプリを入れてくださいね。
口座開設後、まずは入金と振替をしましょう。
振替を忘れがちなので気をつけましょうね。
①入金手続きを行う
ホーム→入出金・振替
金融機関を選択
使っている金融機関を選択して入金を行うだけですね。
10万円程度は入金しておくと良いでしょう。ギリギリのハイレバレッジを掛けるわけではないので余裕を持っておきましょうね。
平日であっても14:30以降の入金は翌日に反映される銀行もあるみたいです。
銀行によってはリアルタイム反映ではありませんのでご注意ください。
②振替手続きを行う
CFD取引口座に振替を行いましょう。
余力の反映を確認
振替を実行するとCFDの取引余力に反映されます。
これで余力ができましたね。
では次に、実際の購入画面に行ってみましょう。
実際の購入画面
①銘柄一覧
②銘柄カテゴリーを全カテゴリーから米国へ
- 米国30→ダウ30
- 米国S500→S&P500
- 米国NQ100→NASDAQ100
- 米国NQ100ミニ→NASDAQ100の取引サイズが1/10のやつ
これであとは買うだけですね。
レバレッジ比率の計算方法
株価指数先物はレバレッジ10倍、商品先物はレバレッジ20倍です。
ここに任意証拠金を足すことでレバレッジ比率を調整します。
ロスカットレートの変更ですね。
具体的にやってみましょう。
ここでは、NASDAQ100とNASDAQ100ミニを例として取り上げます。
NASDAQ100のレバレッジ比率計算方法
これが実際の購入画面ですね。以下、全て記事執筆時点における金額にて説明していきますね。
必要証拠金は179,518円ですね。レバレッジ比率10倍ですから、NASDAQ100を1つ買うとNASDAQ100を1,795,180円分購入するのと同じになります。
記事執筆時点においてドル円は約124円です。NASDAQ100は約14441ですね。
これらを掛け算してみましょう。
約179万円となり、一致しましたね。
NASDAQ100の現在価格にドル円レートを掛けた金額のポジションを取るという非常にシンプルな構造です。
必要証拠金の10倍と考えても良いですね。
S&P500も同様に、S&P500の現在価格×ドル円レートのポジションを取ることになります。
NASDAQ100ミニの計算方法
先程、NASDAQ100のときは必要証拠金が17万円でしたが、NASDAQ100ミニの場合は17000円になっていますね。
シンプルに1/10です。
NASDAQ100ミニの場合、取引数量のところに×0.1と書かれています。
1/10サイズのNASDAQ100ということですね。
必要証拠金17,961円ですから、NASDAQ100ミニ1枚でのポジションは179,610円分となりますね。レバレッジ比率10倍なので。
ゴールドなど商品先物取引の場合
株価指数先物のCFDはレバレッジ比率が10倍でしたが、商品先物CFDの場合はレバレッジ比率が20倍です。
ゴールド、シルバー、原油、コーンなど商品先物取引はレバレッジ比率が20倍なので、必要証拠金の20倍のポジションを取ることになりますね。
レバレッジ比率を下げる方法
では次に、レバレッジ比率の変更方法、ロスカットレートの変更方法を確認してみましょう。
ただ買っただけだと、レバレッジ比率10倍となっています。これだと例えば、NASDAQ100が10%下落したら資金が0円になってしまうわけですね。
※実際にはその前にGMOクリック証券がロスカットを強制実行してくれるので、0になることは基本的にないのですが。
購入単価及びロスカットレートの確認方法
一番下のメニューより、トレード→建玉一覧で確認可能です。ちなみに建玉(たてぎょく)と読みます。
建単価が購入時の価格ですね。ロスカットレートとは、その価格になったら強制的に売却されちゃう価格です。
14460で購入。13714までNASDAQ100が落ちたら強制売却という意味ですね。
だいたい5%くらい下落すると強制ロスカットと考えると楽でしょう。
レバレッジ比率10倍のままですと、たった5%の下落で強制ロスカットとなってしまうわけです。
相場は基本的に当てられないものと考える場合、NASDAQ100が5%下落することなんて日常茶飯事ですから困りますね。
証拠金を追加することでレバレッジ比率を下げてロスカットレートを下げることが可能です。これで例えば20%の下落にも耐えられるポジションを作ることが可能となります。
では実際にやってみましょう。
ロスカットレート変更手順
建玉をタップするとこの画面が出てきます。
ロスカットレート変更を選択しましょう。なんかこの解説、小学生向けみたいになってきてるね。。。🐰💔
ロスカットレート変更(レバレッジ比率変更)のやり方は2種類あります。
①ロスカットレートを○○まで引き下げるように証拠金を追加する方法。
②〇〇円を証拠金として追加することで、ロスカットレートをその分だけ引き下げる方法。
どちらもやっていることは同じなのですが、
いくらまでNASDAQ100が落ちても耐えられるように入れよう!
このくらいだけ追加で証拠金を入れよう!
という着眼点が違うだけですね。
今回は②のパターンでやってみましょう。必要証拠金179,757円でNASDAQ100を1つ買っている状態でしたね。
これに対してさらに179,757円を追加すれば、レバレッジ比率が10倍から5倍まで落ちることになります。
実際に追加証拠金を入れると、ロスカットレートが13714.5から12268.5まで落ちましたね。
このようにしてレバレッジ比率を下げることが可能となります。
ぶっちゃけた話
ぶっちゃけた話として、S&P500やNASDAQ100といった優良な株価指数に対して、1.2倍程度の低レバレッジを掛けて10年放置していれば、だれでもかなり簡単にアウトパフォームすることを期待できますよね。
GMOクリック証券を開設して、指数に低レバレッジを掛けて10年放置するだけで、市場平均を1.2倍アウトパフォームできてしまうことが期待できる。
個別株をいちいち頑張ったりする必要はないんですよ。
まとめ
- NASDAQ100、S&P500のレバレッジ比率は10倍。
- 必要証拠金の10倍のポジションを取ることができる。
- NASDAQ100やS&P500の現在価格にドル円レートを掛け算することでも求められる。
- NASDAQ100ミニは1/10のサイズ。
- ゴールドなど商品先物取引のレバレッジ比率は20倍。
- 追加証拠金を入れることでレバレッジ比率を下げて、ロスカットレートを変更できる。
- GMOクリック証券を開設して、指数に低レバレッジを掛けて10年放置するだけで、市場平均を1.2倍アウトパフォームできてしまうことが期待できる()